5話 「駆け出す」 登場人物
斉藤美由紀(28)
竹清水建設のOL。4回目のお見合い相手に違和感はあるものの保留中
高橋
竹清水建設の中年社員。美由紀の婚活選択にダメ出ししてきた
5話 「駆け出す」 あらすじネタバレ
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「俺、就職するよ!」
求人誌を見せて美由紀に結婚しようと護が言うのだけど、美由紀の気持ちを動かすまでには至らない。
「簡単に考えすぎよ」
「美由紀は複雑に考えすぎ」
美由紀は亡くなった母の言葉を思い出す。
(好きじゃなかったら別れずにすんだかもしれない)
好きだったから別れた。
好きだったからこそ我慢できなかったこともあるかもしれない。
あの頃聞いてもわからなかったその母の気持ちがわかるようになってきた美由紀はやはり好きなだけでは結婚に踏み出すことはできなかった。
五回目の見合い相手は大人しそうで見た目も穏やかな区役所勤務の35歳。
会話の中で次々と美由紀のチェック項目をクリアしていく彼に、男としてピンとくるものはなかったけれど好みは二の次だからと思う。
(やった、みつけたわ!)
(彼氏じゃなくて夫をさがしてたんだから)
美由紀の足は自然と読書カフェに。
(それでもあんたは間違っている)
その一言がどうしても美由紀から離れないからだ。
会話ノートに書かれていたのは高橋自身の思いだった。
そして最後にこう綴られていた。
(心が決めることにだけ従え)
美由紀はもう自分がどうしたらいいのかわからなくなってしまった。
(愛って何?)
それに高橋はこう応えた
(O月X日閉店までいる)
5話 「駆け出す」 ポイント
美由紀は5人目でとうとうチェック項目をクリアする男に巡り合います。
チェック項目はお見合い紹介所で出した条件の他に両親の職業や趣味、安定しているかどうかなどです。
そんな表面的な条件さえあえば好みなど言うのは贅沢というもの。
美由紀は小躍りして出会えたことを喜びます。
なのになぜ自分が間違っていないと言い切れないのでしょうか。
そして高橋は会うことを提案し、ついに二人は・・
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