2話 「橋の男」 登場人物
斉藤美由紀(28)
竹清水建設のOL。彼と別れ婚活を始めた
高橋
海外赴任から戻ってきたばかりの男
2話 「橋の男」 あらすじネタバレ
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2年ぶりに降りた駅でたまたま入った読書カフェ。
そこには静かな空間を保つために客が会話するためのノートがあった。
暇を持て余した男はそこで会話ノートをめくり、美由紀の書き込みに目を止めた。
(次のお見合いがんばろう、でも)
でも、に斜線が引かれていることが妙に気になったがカフェを出てさっさとカレーを食って帰ることにした。
男の名は高橋。海外の現場をまたにかけて橋を造る仕事に従事してきた竹清水建設の社員だった。
定年まで5年は残っていたが来年には会社を辞め、カンボジアで会社を立ち上げる予定だ。
よく日焼けした男らしい雰囲気に社内の女性たちは色めいていた。
一方の美由紀は最初の見合い相手を断り、二人目の33歳メーカー勤務と会っていた。
見た目よし、会話よし、雰囲気もよし。
弾む会話に(二人目にして当たりなんじゃ・・・)と思いかけたのに内容が段々と怪しくなってきた。
(あれ?)
彼の背後から徐々に姿を現したその人は・・・
見合いが終わった後、美由紀はあの読書カフェに立ち寄ってまた思いのたけを綴り、護が出て行った部屋に一人帰っていくのだった。
2話 「橋の男」 ポイント
会話ノートに書かれていた美由紀の言葉は、他の会話のやり取りとは違って独白。
護と別れたことは間違っていないと自分を思い込ませるような内容で、最後の自分の気持ちをごまかすような書き方が高橋の目には違和感に映ったようです。
本人がいくら頑張ろうと思っても相手のあること。結婚相手などそう簡単に見つかるわけでもなく美由紀はまた同じように自分をノートで鼓舞して帰って行きます。
そこに護はおらず、もう美由紀は引き戻せないのです。
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